最近の来院者の感想

丁寧な施術で精神的にも前向きに!

私は約1年半ほど前に、ヘルニアと診断され、約1年間競技生活から離れてしまい、練習ができない不安や、ケガの具合など様々な不安を抱えていました。寮の近くの整体や病院のリハビリ施設に通ってはいたものの、劇的な変化はなく、常に腰痛におびえながらのトレーニングを繰り返していました。
その時明治大学端艇部のOBである岩田さんが寮に訪れ、ボート競技においての体のケアについて講習会が行われました。腰痛についてあきらめていた私でしたが、すがる思いで岩田さんに相談し、施術を受けることを決意しました。初めて施術を受けた日の帰り道の腰の軽さは今でも忘れられないくらいで、「これだ」という確信を得たのを覚えています。
それから施術を受け出してからの私の競技生活は全く違うものになりました。今まで腰に注意しながらの「守り」の練習ではなく、また再び活躍したいという「攻め」の練習を積めるようになり、自然と心の中にあった不安も恐怖もなくなっていきました。
また、私がこういった心境になれたのは、岩田さんの毎回の施術時の優しい声があったからだと思います。寮生活の私は常に生活に緊張感があり、また常にボート競技に繋がる生活に、今思うと少し疲れていたのだと思います。しかも、ケガでまともに練習することができない自分に情けなさなどを抱いており、メンタル的にも弱っていました。
しかし岩田さんが優しく「大丈夫だよ。きっと強い選手になれるよ」と毎回のように励まして下さったり、岩田さんの学生時代のボートへの熱い思いを語って下さり、私もOBの方々の意思を受け継ぎたい前向きに競技生活について考え改めることができました。
IUGと他の鍼灸院との違いはそこにあると思います。私はIUGでなければ、こんなにも前向きに競技と向き合うことができなかったと思います。ボート競技を経験していらっしゃる岩田さんこそ選手の目線で施術ができるし、安心がおけると思いました。私にはラストシーズンが残っています。岩田さんの思いや今までの6年間の競技生活を無駄にしない結果を残したいです。

(明治大学ボート部3年、尾花沙希さん)

もっと早くに訪れれば…

私は、部活の練習で神経を傷めてしまいました。はじめは普通の病院で診察してもらい、明確な診断をしてもらうために大きな病院で検査をしてもらって原因がわかったけれど、治療が長期的ですぐに良くならないと言われた時に、岩田さんが合宿所に来てくれ、鍼をしてくれたことで腕の異変に大きな変化がありました。
診てくれる時に自分の体がどうゆがんでいるとか、異変をさわったり見ただけですぐに感知してくれすごいと思いました。治療だけでなく、良いパフォーマンスをするためのアドバイスや考え方などいろいろ教えてくれました。
はじめに岩田さんが合宿に来て、講義してくれ、体を診てもらうとあっというまにゆがみが直り、さらに隣の人にその良い姿勢がうつることを不思議に感じました。今までにないすごい治療だと思いました。もっと早くに訪れたらよかったです。

(明治大学ボート部4年、三谷紗織さん)

院長からのコメント
右の胸郭出口症候群で右上肢のしびれがひどく、ボートが漕げない状態で2010年6月に当院に訪れました。ほとんど1回の施術でしびれが消失し5、6回の施術で練習復帰が可能となりました。治療としては骨盤を整えその上で鍼灸治療により神経の流れを整えました。またエルゴメーターに乗ってもらい漕ぎの癖を調整しパフォーマンスの向上を図りました。


動きが見違えるほどスムーズに!

身体が真っすぐに動かず一連の動作ができていなかったが、整体と実技をすることによって、動きが変化してきた。

(明治大学ボート部1年、橿原敬佑さん)

院長からのコメント
ベンディングアーム(キャッチで腕が曲がってしまう)の癖が強く、キャッチでお尻が逃げる、そんなぎくしゃくした漕ぎが脱却できず、悩みぬいて2010年6月に当院に来院しました。コーチから技術的な指導を仰ぎ、まじめに練習に取り組んでいたが、なかなか修正されないとのことでした。
ます彼の身体を診ると、骨盤がゆがみ、両足に均等に体重が乗っていないことが明確でした。まず骨盤を矯正し、ストレッチャーボードに均等に体重が乗れる状況を作りました。その上でエルゴメーターで技術指導を行い、臍を中心にストレッチャーボードをけっていくことをイメージさせながら技術指導を行いました。1回の指導で誰もが認めるほど漕ぎがスムーズになったとのことです。

悩めるボートマンのかけこみ寺 オアーズマンクリニック


1.ボートによるスポーツ障害(腰痛・ヘルニア・狭さく症等)の治療
骨盤を中心にした治療を行います
2.障害を防止するための指導
3.ローイング・エルゴメーターによる技術指導
4.筋トレ/ストレッチングの指導
5.メンタルトレーニングの指導


当院では全国のボートマンたちが肉体的、精神的、技術的に悩める方々が集まってきます。
ボートは水上でとても不安定な条件下でのスポーツです。
その条件下でいかにネガティブな動きを抑え、推進力を与える動きをするかが問われます。
その為には自分の体のバランスを整えることが優先させなければなりません。

こんな例があります。
シングルスカルの選手でどうにもバウサイドが勝ってしまい、艇がまっすぐ進みません。
コーチから技術的な指導を受けているが、なかなか改善されないとのこと。
身体を診てみると、その選手は左脚が右脚より2cmほど長く、骨盤がゆがんでいました。
その選手の骨盤を矯正し脚長差を整え漕がせてみると、なんと艇はまっすぐ進みます。
こんな例は枚挙に暇がありません。

当院では骨盤を中心に筋骨格系のバランスを重視し、しっかりとローイングできる体を創り上げることを優先します。
その上で技術的問題点や弱点となっている筋肉のトレーニング方法などを、しっかりとカウンセリングと観察により的確な治療とコーチング並びにアドバイスを行います。
ボート経験と治療22年の経験により、選手一人ひとりの“くせ”を見抜き、選手個々のパフォーマンスを100%引き出すお手伝いをさせていただいております。

遠方の方は出張講習会、ならびに出張治療なども受け付けております。