シリーズ骨盤矯正3.日常でできる矯正法

以前みなさんに足型のチェックをしていただきました。
骨盤の歪みにより様々な身体の問題が表れることは以前にお話いたしました。
L型、R型の方がかかりやすい病気に以下の傾向があります.

以前みなさんに足型のチェックをしていただきました。
骨盤の歪みにより様々な身体の問題が表れることは以前にお話いたしました。
L型、R型の方がかかりやすい病気に以下の傾向があります.

・L型の人のかかりやすい病気
消化器系(胃、小腸、大腸、肝臓など)の疾患
泌尿器、生殖器疾患
右肩痛、右腰痛など主に右側の痛み

・R型の人のかかりやすい病気
呼吸器系(喘息、気管支炎、肺疾患、風邪をひきやすいなど)の疾患
循環器系(心不全、狭心症など)の心疾患
左肩痛や左腰痛などの主に左側の痛み

骨盤の歪みは日常生活やスポーツ、職場の環境や子供の頃からのクセなどで生じます。

シリーズ?のチェック項目にも挙げましたが、ここで日常生活を振り返ってみましょう。
例えばR型の方は
靴を履くときは右足から
足を組むときは右足を上に
歩き出すときも右足から ※L型の方は逆の動作になります。

というふうに右足を主導として生活していると思います。
それにより骨盤が右側が外に開き、ねじれて右足が長くなります。そして左足は内側にねじれて股関節のバランスが崩れます。
骨盤を矯正することにより病気や身体の不調も改善され、病気にかかりにくい身体へと変わります。
矯正は日常動作を変えるだけでも可能です。

例えばR型の方は靴を履くときは左から
歩き出すときは左足から・・・
ズボンを履く時は左足からはき、脱ぐときは右足から
荷物は左手で持つ。両方持つときは重いほうを左手で持つ
バッグを肩にかけるときは左肩にかける ※L型の方は逆の動作になります。

というように今までの動作の逆を行うだけでもバランスがとれ、自然と矯正されていきます。

大事なポイントは
・長い方の足をこれ以上長くしない
・そのために左右の足の親指付け根に均等に体重をかけるようにするということです。

あと、これから注意してなるべく足を組まないようにしてください。
足を組むことによりさらに股関節はねじれ、せっかく矯正されても元に戻って
しまうからです。
それからなるべくR型、L型、O脚、の傾向のある方はストレッチや体操などで
股関節を大きく開くような運動を控えるように気をつけてください。
ゆがんだ股関節のままで開く動作を行えば、かえって酷くなってしまうことがあります。
※X脚の方は左右均等に股関節を開くようにしてください。

おじぎ矯正法
さらに日常動作を普段の逆にするだけでなく、効果的な矯正法におじぎ矯正法があります。
上の画像を参考にして一日数回無理のない程度におじぎをして矯正してください。

※おじぎをする際は息を「ハーッ!」と吐きながらおじぎを3回繰り返し、その動作を
一日合計3回から5回おでこが床に付くような気持ちで行ってください。

次回はさらに確実に矯正できる「ひもしばり矯正法」をご紹介します。お楽しみに!

分からないことがありましたら、詳しくご指導させていただきます!