睡眠と体のリズム

私たちの体には体内時計が備わっています。
その体内時計は約25時間の周期を刻んでいます。
実際の一日と約1時間のズレがあるのです。

この周期は太陽の光りを浴びるとメラトニンというホルモンの分泌が止まり、24時間にリセットされます。
また、私たちの体温(身体の深部の体温)は目覚めの少し前から上昇しはじめ、午後から夕方にかけて最高になり、
夜中に最も低くなるというリズムがあります。

このリズムが崩れると時差ボケの状態になり、眠れなくなったり、途中で目が覚めたりするのです。

眠りにはレム睡眠ノンレム睡眠という「身体の眠り」と「心の眠り」という2つの眠りから成り立っています。
ノンレム睡眠は約90分の間隔で繰り返されています。

レム睡眠

・身体の眠り
・眼球が速い速度で動く
・筋肉は弛緩しているが、脳は活発に働いている
・記憶を分別、整理する(夢を見る)
・浅い呼吸で、時々速くなる

ノンレム睡眠

・脳の眠り
・脳の活動は低下、姿勢を保つ筋肉が働いている
・深く規則正しい呼吸
・汗をかく、成長ホルモンを分泌
・細胞の新陳代謝を高め、免疫力を増強させる

心地よく眠り朝スッキリと目覚めるためには、寝起きの時間をできるだけ規則正しく保つことが大切です。

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