昨日に引き続き便秘についてお話しいたします。
女性の方が男性よりも便秘になりやすいのは女性は排卵後から月経前までに分泌される黄体ホルモンの影響で腸の蠕動運動が弱くなり、便秘になりやすくなるためです。
また、黄体ホルモンは同時に体に水を溜めこむ性質があるので体がむくみやすくなり、体が重く感じることがあります。
さらに一般的に男性よりも女性の方が筋力が弱いので胃下垂や内臓下垂が起こりやすく、筋力が弱いと腸の運動が鈍くなる原因になります。
特に便を押し出す腹筋が弱いと便を出しにくく、便秘がちになり、同時に痔にもなりやすくなります。
これが一般的に女性に便秘の多いといわれる理由です。
また便秘は食生活の影響を強く受けます。
便の内容は7割から8割が水分です。
そして残りの1から2割ほどが腸内細菌の死骸、食べ物の残りかすが1割強、残りは脂肪やその他のものです。
水分が不足すると便が硬くなって腸内で移動しずらくなります。
その他にもストレス、過労、食物繊維の不足、不規則な生活によっても便秘は悪化します。
一口に便秘と言っても生活習慣、ストレスの有無、食生活や自律神経の状態によって一人ひとりの原因は異なります。
当院では一人ひとりのそれらの要因に合わせて治療し、必要であれば食生活や運動のアドバイスをさせていただき便秘という症状の改善だけでなく、元の体質の改善を最終的な目標として治療させていただいています。
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