高血圧は様々な病気の原因になります。
高血圧は塩分(ナトリウム)の摂りすぎが主な原因とされます。
塩分過多になると、のどが渇くので、水分を沢山とります。
水分を沢山とると血液量が増えます。
その結果、血管壁にかかる圧力が上昇して高血圧になります。
また、それだけでなく、塩分を多くとるとカルシウムが体外へ排出され、カルシウム不足に陥りやすくなり、さらに高血圧になります。
高血圧の予防や改善のためには、塩分の量だけでなく、カルシウム不足にも注意が必要です。
さらに血液中にカルシウム量が増えると血管壁が硬くなり、動脈硬化や血管が傷つきやすくなります。
血管の内側に傷ができるとそこにコレステロール等が付着して血流が悪くなって血管そのものがもろくなるのです。
また、自律神経やホルモンバランス、肥満、ストレスや遺伝なども高血圧の要因になります。

これらの症状がある時は、カルシウム不足の疑いがあります。
1.まぶたがけいれんする
2.運動していないのに足がつる
3.物忘れを良くする
4.イライラする
1と2はカルシウム不足による筋肉活動の低下によります。
3と4は脳の神経細胞の働きが低下することによります。
たとえば良くカルシウム不足はイライラするといいますが、カルシウム不足は脳の血液中のカルシウム濃度を高めます。
そうすると脳の神経細胞の働きが悪くなり、イライラするようになります。
カルシウムは日本人に不足している栄養素です。
カルシウムの不足は高血圧だけでなく、骨粗鬆症など骨に関する病気になりやすいので、小魚や牛乳を意識してとりましょう。

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