気象の変化は直截的・間接的に身体へ影響を及ぼします。
気圧の変化・日照時間の増減・紫外線の強度など、多くの気象条件が健康に影響します。
なかでも低気圧に伴う寒冷前線の通過時には気圧・気温・湿度・風圧が大きく変化し、前線通過前と後では気温が5度以上変化することが多く、湿度も急激に下がります。
5度以上の気温差は身体の免疫機能やホルモンに影響を与えます。
また、台風や発達した低気圧が通過する場合、身体の外と中のバランスが崩れてめまい、肩コリ、頭痛などの症状が現れ、体調を崩しやすくなります。
そして、気象の変化によって副交感神経の感受性が高まり、自律神経のバランスが乱れて病気になったり、痛みが増大します。
日中の晴れている日の昼間などは交感神経が優位に働き、夜間の人が寝静まる時間帯は副交感神経が優位に働きます。
雨の日や曇りの日、梅雨の低気圧の時期は副交感神経が優位に働くと言われています。
健康は自律神経系によって支配されています。
自律神経系は時間や天候、季節によって影響を受けます。
その結果免疫系にも影響が出てくるのです。
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