精神的ストレスと腰痛

腰の筋肉が過剰に緊張をすると腰痛になります。
腰痛のきっかけになるものは
・長時間パソコンをしている時
・会議でじっとしている時
・新幹線や高速バスに座り続けている時
・ストレスがたまってイライラが続いた時
・マラソンやサッカーなど、運動をした時
・重い荷物を持ち上げた瞬間
・体重が急激に増えてから
・布団や枕を変えてから
・ハイヒールを履いて歩いた後
などで起こりやすいです。

腰痛は腰の筋肉が疲労して、腰を支える筋肉が低下して、血液の循環が悪くなり、痛みを出す物質が産生されて、腰の筋肉の緊張も強くなります。
そして腰部の不快感や痛みが起きます。

また、精神的な緊張や精神的な負担は体に大きく影響します。
精神的な負担を持ちながら荷物を運ぶといった肉体的な作業を行うと腰や背中の筋肉にかかる負担は精神的な負担がない時よりもかなり増加するといわれています。
また、腰痛の痛みに耐えたり、腰の心配をすると余計に腰の負担が増してしまい、腰痛が慢性化することもあります。

また、うつ病に関係して、腰痛が現れることもあります。
鍼灸は精神的ストレスの解消やうつ病の改善に大変有効です。
当院には腰痛を何度も繰り返して慢性化して悪化した状態で来院される方が多く、色々とお話を伺うと精神的なストレスを抱えている方が多くいらっしゃいます。
多くの場合、筋肉の緊張をとるだけでなく、同時に精神的ストレスの解消、自律神経の調整を同時に行うことで慢性化した腰痛は解消されます。

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