良く「気が抜ける」「気落ちした」「気が萎えた」と感じるときには、風邪をひいたり、体調を崩しやすくなります。
逆に何かの目標に向かって前向きに気持が張り詰めている時は、風邪で寝込むというようなことはありません。
また、孤独な人や内向的な人はがんにかかりやすく、社交的で明るい性格の人はかかりにくいとも言います。
このように、心の状態が健康に大きく影響することがあります。
東洋医学と西洋医学の違いの一つは気力、メンタルな部分も非常に重要としてとらえるところにあります。
東洋医学では人体の活動を司る要素として「気」「血」「水」の3つがあると言います。
「血」は血液、「水」は血液以外の体液のことで、「気」は気力を表します。
この3要素がバランスを保ち、健康が維持されるとします。
そのために、気によって血と水を滞りなく循環させて健康を保つと考えます。
気は免疫力と心の状態を表していると言えます。
血、水を滞りなく循環させて健康を保つには、
- ストレスをため込まない
- 食生活に気を付ける
- 十分な睡眠をとる
- 身体を冷やさない
- 適度な運動をする
- 規則正しい生活をする
といったことが求められることになります。
ストレスを溜めないように、アロマテラピーや温泉に入ったり心と体をリラックスさせることも有効ですが、適度な運動とバランスのとれた食事は必要不可欠です。
身体の健康だけでなく、心の健康と免疫力の活性化を促すことにつながります。
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