当院で治療している方で、血糖値や血圧が下がった方がたくさんいらっしゃいますが、糖尿病の予防には食事・運動も重要になります。
まず今日は一般的な糖尿病予防の食事についてご紹介します。
食事で気をつけること体格や仕事量によってそれぞれの必要なエネルギー量は異なります。
昨年の11月20日の記事「耳つぼとは-適正エネルギーについて-」で適切なエネルギー量をご紹介しました。
しかし、今まで3000ｋcal摂取していたのに、適切なエネルギーが1600ｋcalだからと言って急に減らしてもなかなか続きません。
徐々にエネルギー量を減らして、茸類・海藻類・根菜類・こんにゃく・たけのこなどの低エネルギーな食品で満足感を出すという工夫も効果的です。
摂取エネルギーを制限すると、ビタミン、ミネラルが不足しがちになります。
野菜・茸類・海藻類・ヨーグルトなどの乳製品をとるようにしましょう。
動物性脂肪を減らし、食事は3食欠かさずにきっちりと摂りましょう。
1食でも抜くと、栄養のバランスがとりにくくなり、食事を抜いた反動で次の食事の量が増えやすくなります。
また食後、特に夕食後にすぐ横になると体内に脂肪が蓄積されるため食後は身体を動かしたり、食後3時間は寝ないようにすると、体内に脂肪として蓄えられなくなります。
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