鉄欠乏性貧血について

女性で貧血になりやすい方は多いと思います。
特に、鉄分の欠乏による鉄欠乏性貧血は貧血のほとんどを占めます。
今日は鉄欠乏性貧血についてお話いたします。

血液の中に含まれる赤血球の中に含まれるヘモグロビンは体中に酸素を運ぶ働きがあります。
ヘモグロビンは酸素と結合するヘムという物質とグロビンというたんぱく質が結合してできています。
ヘムの合成には鉄が必要で、体内の筋肉や酵素の中にも鉄が含まれてバランスが保たれていますが、なんらかの原因でこのバランスが崩れることで鉄が欠乏し、ヘモグロビンの量が減って貧血になります。
鉄の欠乏は食事から摂取する鉄分不足や、成長期や妊娠に伴う鉄の需要量が増えた場合、慢性的な出血性疾患や月経過多により鉄の喪失量が増えた場合に現れてきます。
男性の約0.5%、女性の約12.7%が鉄欠乏性貧血であるというように、女性に多いわけが分かりますね。
貧血になると体内の酸素供給の低下を補うために、動機や息切れ、疲れやすい、倦怠感などが現れます。
貧血は徐々に進むので、気付かないことも多いです。
鉄分の欠乏の原因は消化管の吸収障害などから来ることもあります。
検査をして、他の疾患が見当たらない場合は、食事で鉄分を摂取することで改善されます。

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