肩のこらない鞄の持ち方2

前回に続き肩に負担をかけないカバンの持ち方、今日はショルダーバッグの持ち方についてお話いたします。
肩からかけるショルダーバッグはサイズや重さによって首から肩にかかる負担が違ってきます。
片方の肩にバッグをかける癖のる方、たとえば右肩であれば、体のバランスをとるために右肩を上げ、反対の左側に体を倒すような姿勢になりやすいです。

肩にバッグをかけている間は、脊柱の左側にある筋肉が緊張しています。
また、右側は首の筋肉に荷重がかかって負担になり、肩こりにつながります。

毎日同じ側にバッグをかけていると、背中と首から肩周りの筋肉が硬くなり、まっすぐに立った時に体が傾き、片方の肩の位置が下がっていたり左右差がでることがあります。
改善策は
・片方だけに偏らないように、左右交互にかける
・片方の肩にカバンをかけた時右肩なら左腕を左の耳に近付けるように挙げ、そのまま右側真横に体を倒して左の脇をストレッチします。(左肩にカバンをかける癖のある方は右の脇をストレッチします)
・バッグを下ろした後、肩をすくめて息をとめ、息を思い切り吐いて脱力します。これを数回繰り返して首と肩の筋肉をリラックスさせる

また、ショルダーバッグを斜めににたすき掛けをすると肩こりがある人はバッグのベルトが肩のこっている部分に当たると神経や筋肉が圧迫されて肩こりが悪化したり、頭痛になることがあります。
改善策は
・交互にバッグを掛け替える
・バッグのベルトの幅が細いと筋肉に食い込んで痛みやすいので、幅の広いベルトに付け替えるまた、ベルトが肩に当たる部分に小さいタオルを挟む
・中身を軽くする
・肩こりがひどい時はショルダーバッグを避ける
・バッグを下ろした後、肩をすくめて息をとめ、息を思い切り吐いて脱力します。これを数回繰り返して首と肩の筋肉をリラックスさせる

次回はリュックなどの改善策をご紹介します

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