昨日は埼玉県川口市の消防本部で上級救命講習会があり、
意識を失って呼吸停止状態の方への心肺蘇生法からAED(自動体外除細動器)の使い方、止血法や気管に詰まった異物の除去、搬送法などの講習を受けてきました。
119番通報してから救急隊が駆け付けるまでの時間はおよそ7分と言われ、
その間に意識を失い、呼吸停止状態の方を放っておくと1分経つごとに10%ほど死に至る確率が高くなっていくそうです。
一見リアルで気持ち悪いですが、モデルの人形と赤いバッグがAEDです
AEDです
実際に10歳くらいの子供が意識を失って倒れたという想定で子供の人形を蘇生させるために心臓マッサージをやってみました。
私が心臓マッサージをしたところ、約2分ほどで人形が目を覚まして蘇生しましたが、その間一定のリズム(1分間に100回)で胸骨を圧迫します。
講習を受ける前は少し心臓マッサージをすれば意識が戻ると思っていいたので、実際に人形を使って蘇生法を行ってみると予想以上に疲れるもので、2分という時間がとても長く感じられました。
講習は人形に対して蘇生をしているのですが、段々必死になり、無意識に「生き返ってくれ」という気持ちになって来るのが不思議でした。
周りで見ている方も蘇生している方も真剣になってきて、実際の現場に遭遇しているような雰囲気になり人形が蘇生した時は本当に生き返ったかのような雰囲気に包まれました。
肌で感じましたが、救急隊が駆け付けるまでの約7分以上、一人で心臓マッサージを続けるのは大変です。
蘇生法を知っている人が多ければ交代で心臓マッサージを行うことができるし、AEDを探したり、救急隊を誘導したり、できることも増えてくるので、たくさんの方が知っていることが大切だと思いました。
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