色は身体や心に色々な影響を与えるというお話をしてきました。
色で病気が治るわけではありませんが、色彩を心理療法として取り入れて、医療と併せて使っているところもあります。
今日は病気に対する色の心理的作用をご紹介します。

緑は頭痛を和らげたり、胸やけを抑える効果があります。
また、草原や新緑をイメージさせる色なので、目に休息を与える色でもあります。

青は寒色系で熱を下げる効果があります。
インフルエンザ、高血圧、下痢などの病気の薬の色は青が使われる事が多いといいます。

オレンジ色は成長ホルモンの分泌を促す効果があり、子供服や子供部屋に使うと良いそうです。
また、食欲がわく色なのでレストランでよく使われます。
また、オレンジ色は暖色系で活動的なイメージの色なので、低血圧やうつ病の治療として取り入れられることもあります。

ピンクは女性ホルモンを活発にするので、老化防止になります。
冷え性には赤が効果的です。
寒い日は赤い靴下をはくと足が暖かくなります。

リラックスしたいときに効果的なのはベージュです。
肌の色に近く、刺激がないので筋肉の緊張が和らぎます。

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