冬は乾燥と冷えにより体調を崩しやすい時期です。
体の冷えにより筋肉が緊張して肩がこっている方や足が良くつる方、手足の指先が冷えきっている方などこの時期には多くの方が来院されます。
これら体の冷えには鍼灸やリンパマッサージが効果的ですが、お灸による治療も大変効果的です。
灸の熱刺激は自律神経などに作用して、内分泌に影響を与えることが確認されており、局所の火傷から出る加熱蛋白体(ヒストトキシン)は、血中に吸収され、各種の白血球が増加して免疫機能が亢進することが認められています。
増血作用 – 灸をすることで赤血球を増やし、血流を良くする
止血作用 – 灸をすることで血小板の働きを良くし、治癒の促進を促す
強心作用 – 灸をすることで白血球を増やし、外敵から防御する
手足など体の末端が冷えている方には指先の爪の両側に
小さいお灸を据えると熱が血行を促し血流が良くなり冷えを改善します。
灸というと「灸を据える」という言葉があるように熱い、痛いというイメージがありますが、現在の灸法はゴマ粒ほどの大きさなのでほとんど痛みを感じません。感じても一瞬で、火傷の跡もほとんど目立ちません。
身体の深部まで熱を伝えるのでとても効果的です。
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