食べている時、お腹が一杯になって満腹感を感じるのは胃ではなくて、脳なのです。
脳内には、食欲をコントロールする「セロトニン」という物質があります。
このセロトニンは他にもストレスで緊張したり、興奮した状態などから心を落ち着かせ、安定させる働きがあります。
セロトニンが精神的ストレスで減少するといくら食べても満足感が得られないので食欲が増進し、ダイエットがうまくいかなくなります。
逆にセロトニンが脳内で増加すると、精神が安定し、満腹感や満足感が増して必要以上に食べ過ぎることを防ぎます。
セロトニンを増やすのは一定のリズムで外側から刺激するといいます。
ストレスが溜まると無意識にやってしまう貧乏ゆすりは、無意識にリズムをとってセロトニンを分泌させ、ストレスに対抗しようとしている行動と言います。
運動でセロトニンを増やす方法としては、一定のリズムで行うウォーキングやジョギングが効果的です。
これらの運動を始めると約15分程度でベータエンドルフィンというホルモンが出て、その後セロトニンが分泌されると言います。
ダイエット中にかかわらず、イライラしたり、ストレスを感じたら、近所をジョギングしたり、ウォーキングをすると良いですよ。
他にも夜寝る前にホットミルクを飲むことでセロトニンが増加します。
牛乳に含まれる「トリプトファン」というアミノ酸はセロトニンの原料と言われています。
また、良く噛むことでセロトニンの分泌量が増えるといわれています。
ゆっくり良く噛むことで、消化も良くなり満腹感も得られるので、食べ過ぎの防止になります。
耳つぼダイエットは耳にある食欲、消化、ホルモンと関連するツボを刺激して、脳の中枢へ刺激をつたえて、ストレスなくダイエットを成功させるダイエット法です。
今日ご紹介したセロトニンを増やす方法と併せてお試しいただくと、短期間で効果が発揮されますよ。
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